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zoom RSS 『ベネズエラ、隠された動機』2017年ドキュメンタリー(追加あり)

<<   作成日時 : 2019/02/20 18:44   >>

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 ある日突然、名前を聞いたこともない人物が「私が大統領だ、USAがバックについている」といって政権転覆劇が始まる。ベネズエラで何が起こっているのだろうか。ベネズエラについては、ほとんどのメディアで「独裁政権」と紹介するのが定番だ。私も『革命の内側』というドキュメンタリーに字幕をつける仕事にめぐり合わなければ、石油の出る遠い南米の国、ぐらいの知識しかなかっただろう。だが、現在にいたる経済的混乱の主な原因は米国の対ベネズエラ政策にある。

 『ベネズエラ、隠された動機』("VENEZUELA, La Oscura Causa", 又は"Venezuela, the shadow agenda")は2017年に制作されたドキュメンタリーで、ベネズエラの石油資源を目当てに傀儡政権をうちたてる画策を執拗に繰り返し、メディアを通して世界中に反チャベス、反マドゥーロ・キャンペーンを展開してきた米国の介入工作に焦点をあてている。監督はフランス在住のコロンビア人ジャーナリスト、エルナンド・カルボ・オスピナ(Hernando Calvo Ospina)。

 インタビューに答えたジャーナリストや政治アナリストは口々に説明する。「政権を内部から倒せなければ、人道的危機を作りだせばよい」。「需要の高い穀物や野菜などの実際の生産量は減っていないのだが、その8割を数社が掌握している。だから闇市場にはいくらでも出回るのだ」。「反対派が人道危機のテーマに固執する理由は、人道国際法には人道的介入という概念があるからだ」。つまり深刻な飢饉やテロ、災害に苦しんでいる国には、人道的介入という名目で軍隊を出せるわけだ。

 なかなか時宜を得たこのドキュメンタリー、ユーチューブに日本語字幕付で紹介してくれているので、以下に転載する。
≪ベネズエラ、隠された動機 / エルナンド・カルボ・オスピナ監督によるドキュメンタリー (Hernando Calvo Ospina) Youtube、37分59秒。右下の□で大画面になります。スペイン語日本語字幕付≫
                ↓↓↓


【追加】
 この映画紹介を書いた直後、アビー・マーティンがホストをつとめるThe Empire Files(帝国ファイル)から"HANDS OFF VENEZUELA"という番組がユーチューブ上に流された。非常にわかりやすい内容なので、追加して紹介する。国連人権調査報告者を務めるアルフレッド・デ・ゼイヤス(Alfred De Zayas)がインタビューに答え、アメリカ主導のベネズエラ制裁によってベネズエラ民衆が被ってきた被害や、それを報道しないメディアについて切々とうったえる。ゼイヤスはまた、国際アムネスティをはじめとする非政府組織が「人権産業」であるとして、そのベネズエラに対する姿勢をも批判している。

 以下はThe Empire Filesのユーチューブからの転載。

【Empire Files】An Ocean of Lies on Venezuela: Abby Martin & UN Rapporteur Expose Coup (Youtube、38分58秒。右下の□で大画面になります。)

 こちらは昨年、アメリカのスタンダップ・コメディアン、ジミー・ドーアの番組で、アビー・マーティンがベネズエラ経済危機の背景について語っていたもの(2018年6月21日付)。

【The Jimmy Dore Show】What You’re Not Being Told About Venezuela Crisis. w/Abby Martin (Youtube、25分07秒。右下の□で大画面になります。)


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